火災保険に加入していますか?
一戸建て住宅を購入するときに、絶対に勧められて加入する保険です。
この記事のポイント
今回は「火災保険」について、専門家にお話を聞いてみました。
保険料を払っているのに、使い方も教えて貰えいなんて不公平!
どんな時に火災保険が使えるの?期限はあるの?
そんな疑問をぶつけてみました。
火災保険って何?家が全焼したとき以外にも使える家災保険
実は火災保険って、火事にならなくても使える保険です。
火災保険のプランによりますが、申請できる内容はこちら。
メモ
- 隣家の火災が自宅にも延焼した
- 雷が落ちて、屋根が壊れた
- 台風で屋根を破損した
- 川が氾濫して浸水した
- 荷物を運んでいて壁にぶつけて破損した
- 子どもがテレビの画面を割ってしまった
- 子どもが壁に落書きしてしまった
これもごく一部の例ですが、想像していた以外のものに火災保険が適用されます。
家で災害にあってしまったものに対しての保険と考えると、「家災保険」の方がしっくりきますね。
火災保険を申請する流れは?
step
1保険会社への連絡
保険会社の連絡は電話でOKで、証券番号と被害状況を伝えます。
step
2屋根修理業者に見積もり依頼
屋根修理業者に来てもらい、被害状況を確認してもらいます。
step
3申請書類の作成・書類送付
自分で申請書類の作成は難しいため、依頼しました。
step
4鑑定会社が訪問
書類だけで判断できないため、鑑定会社が訪問してチェックします。
step
5申請の承認結果受取
鑑定会社の報告後、保険会社から承認結果を受け取ります。
step
6屋根修理業者と打ち合わせ・修理
修理箇所を屋根修理業者と打ち合わせします。
ただし、火災保険を使うためには、過去3年以内の損害でないと申請ができません。
保険会社に事故報告した後のSTEP2~4の書類作成が難しいのが特徴。
一般人は保険の知識がないため、自分で申請書類を作成しようとしても無理に近いようです。
火災保険の申請後が大変
実際に火災保険の補償対象なのか判断するのは、保険会社から依頼を受けた会社が訪問して鑑定をします。
保険会社としてしては、保証対象にもかかわらずお金を支払いたくない担当もいます。
実は屋根修理業者に見積もり、申請書を作成してもらい、火災保険を使って屋根の修理を依頼したことがあります。
屋根修理業者の方は屋根に登って写真を撮ってくれましたが、鑑定会社は屋根に登ることもなく写真を撮って帰っていきました。
後日、保険会社から
って言われて、再鑑定を依頼したものの次の鑑定会社も同じ対応。。。当然、保険会社からの対応も
鑑定会社は火災保険の担当者が指定しているため、当然つながりがあります。そもそも保険に対して全くの素人が対抗しても圧倒的な不利状況なんです。
詳しく理由を聞くと、「鑑定した結果、風でこんな状態にならない」とのこと。
屋根修理業者が鑑定するために屋根に登った以外、誰も登ってないのにその理由ってあり得ないですよね。
第5回パパ友クラブのまとめ
今回分かったことは、火災保険料を支払っているにもかかわらず、使い方もよく分からない人が多いです。
また火災保険について少し調べて申請しても、担当者によっては申請が通らないこともあります。
いったい何のための保険何だろう…?と思ってしまいます。
本当は火災保険が使えるのに、使ってない状況じゃないですか?ってことを話し合いました。
とっても役立つ話し合いができて大満足です。
火災保険使うのが恥ずかしい?
火災保険使うのが恥ずかしいとか考えてしまう人もいるかも知れませんが、保険は使って当たり前の権利です。
例えば病院行ったら10割負担してますか?健康保険使って3割負担ですよね。
皆さん保険料支払ってるんだから当然!って思いながら健康保険を使ってます。
健康保険も火災保険もどちらも保険料を支払っているんだから、同じだと思いませんか?使い慣れてるか慣れてないかの違いだけですよね。