参加したセミナーで「夢」について考える機会がありました。
周りからは
- ケーキ屋さん
- 忍者
といった、子供らしい夢が上がっていました。
僕はその時に遅刻してしまい、セミナーを聞きながら「子供の頃の夢」を思い出していました。
そこで、子供の頃に将来の夢を持っていないことに気付くのです。
漠然と心にあったのは「働いていること」くらいでした。
この夢を思い出すことが、今の人生、これからの人生に強い影響があると思いました。
本当に夢はなかったのか?
セミナーの翌日は仕事があったため、電車での移動中にノートに子供の頃のことを書き出してみました。
小学生の頃の自分
遊びたい気持ちが強くて、働くことを考えたことはなかった。
あえて言うなら、その瞬間がずっと続くことが夢だったかも知れません。
与えられたことはやるけど、自分からこれがやりたいと進んで気持ちを出すことはなかった。
学校行事もやりたくない、早く帰りたい、気の合う人以外といることが苦痛だったと思います。
引っ越し前の小学生の頃の自分
小学2年生の夏に引っ越しをしました。
記憶を手繰ってみると、引っ越しの前後で、自分の性格が全く違うことを思い出しました。
束縛のない自由に過ごしていたと思います。
幼稚園の頃の自分
虫を探すのが好きで、セミに対する感情が呪われてるレベルで強く、今でも毎年捕まえないと気が済みません。
でも理由は不明です。
自分で「探して、見つけて、捕まえて」といった、成功体験を繰り返して、親に褒めてもらったのではないかと思いました。
女の子と遊んだ記憶
そんな記憶を思い出していると、ふと隣に住んでいた同級生の女の子がいることを思い出しました。
幼稚園の女の子と話したり、遊んだりした記憶はないなか隣の子はよく一緒に遊んでいました。
多分その女の子は、虫好きの僕を否定しなかったのかも知れません。
ここまで思い出して、1つ「夢」を思い出しました。
その女の子と「結婚したい」という夢でした。
そのためには「自分の父親のように働かなくちゃいけない」でも何をしているか分かっていません。
ここまで思い出して「結婚するために働く」と思っていた記憶が出てきました。
子供の頃の夢があったのに思い出せなかった理由
1つ1つ記憶を探ることで、「結婚」という夢があることは分かりました。
では何故、その夢がすぐに出てこなかったのかが不思議なところです。
その原因は、2年生の夏の引っ越しではないか?と今になって気づいた訳です。
引っ越しという大きな環境変化が夢を諦める原因だった
小学2年の夏に引っ越したことで、親の都合で思い通りにいかないことを体験しました。
今考えると、そのタイミングから将来何をやりたいとかを考えるのを避けていたと思います。
「どうせ、夢なんて叶わないし」といった感じですね。
それと同時に人と関わることを避けたり、自信も持てなくなっていったように思います。
そして、漠然と心にあったのは将来は「働いていること」くらいだったのでしょう。
大人になってからの夢
40歳から大きな人生の転機があったように思います。
サラリーマンを辞めて、個人事業主となり会社に属さないで働くことの厳しさをしりました。
個人事業主の働きが認められ、規模は小さいながらも会社役員という経験もしました。
今はこれから大きくなる会社で、事務長として働いています。
その夢は置いといて、今は経験したことない仕事をやっています。
自分から動かないと進まないことも多く、初めてのことが多いなか苦労も多いです。
ただ、振り返ると30代の頃のサラリーマン時代と比べると、充実感はあります。
「自分で決断して、やりたい仕事をすること」が今の夢ですね。